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真夜中のバーカウンターで [お話]

真夜中のバーカウンター

真夜中。
私だけの時間が始まる。

仕事疲れの私を脱ぎ捨てて、いつものBarに足を運ぶ。
モダンなドアを開けると、レトロなカウンターとJAZZの音楽が私を迎える。

カウンターには、いつもの顔。
彼とは、いつもここで会い、ここで仕事の愚痴をあてに飲み交わす・・・・
いわゆる飲み友達。
気心の知れた中といったところである。

彼は、ウィスキーロック、私はモスコミュールを片手にいつもと同じ時間をすごす。

お互い仕事に切磋琢磨しながら苦労してる。
だから、ここで話しているときは、生きた感じがするんだよね。

いつも・・・。

そんな時、マスターが目の前にいつのカクテルを置いた。
中には、串に刺さったチェリーと何か光るもの・・・。

「あちらのお客様からです。」

そういって、飲み友達の彼を紹介する。

「そのくしをグラスから出してみて。」

そういわれて、くしをグラスから出して見ると、チェリーと一緒に指輪が出てきた。

「俺の気持ちなんだけど、受け取ってくれないか。」

いきなりのことで頭が真っ白。
でも、心のどこかで、こうなることを願っていたことは自覚していた。

だから返事はOK。その場で指輪をつけた。
この時間から、新しい2人の関係が始まる・・・。


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JAZZが流れる朝の窓辺で。 [お話]

JAZZが流れる朝の窓辺で。

また、いつもの朝が来たよ。
私はそういいながらカーテンを開け、ドアを開ける。
窓からは暖かくも少し涼しい風と光が差し込み、海辺の光も反射して差し込んでくる。
足ものには、小さな私の家族が、おなかが空いたよってごろごろ唸ってる。

私はその子を抱えてキッチンに、すると向こうからもう一人の家族が目を覚ましてきた。
大きな子供みたいに、おなかが空いたよって・・・。

彼は大きな手で、小さな子猫を抱えてソファーに、私は、お気に入りのJAZZをかけてキッチンに・・・

今日の朝ごはんは、スクランブルエッグとコーンスープとサラダ。飲み物は牛乳とオレンジジュースで。あと、バケットを切って、かごに入れて大きな彼の朝ごはんは出来上がり。
小さなあの子の朝ごはんは、お気に入りのキャットフードとミルクで。私は、彼と一緒の朝ごはん(少し少なめで。)

ベランダの木のテーブルに並べて、朝ごはんの支度はおしまい。
待ちくたびれたように、彼はいすに深く腰掛ける。小さなあの子は、お皿にまっしぐら。

いつもと変わらない朝の風景。

でも、すごく幸せで、すごく暖かい。

いっぱい話して、いっぱい笑って・・・。

今日はこの後どこに行こうか。

いっそ遠くにドライブにでも・・・。

そんな会話がすごく楽しい。

朝の窓際で。

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それぞれのクリスマス(2) バレンタインビターチョコレート [お話]

バレンタインビターチョコレート


私たちが結婚して1年が経ちました。

今日はクリスマスイヴ。
で、実は…結婚記念日でもあるんです。

覚えてくれてるよね…きっと(笑)

朝も、何も言わないで出て行っちゃったし…

不安だよ…

でも…

とにかく、ケーキ作ろ☆クリスマスだし、ブッシュ・ド・ノエルがいいのかな?それともショートケーキがいいかな…。

PM18:30

「もしもし♪」

「もしもし、ごめん。帰り遅くなる。」

「うん…わかった。早く帰って来てね」

寂しいよ(泣)

早く帰ってきて…(泣)
それからすぐのことです。

ピンポン

「は~い。」

「ただいま。はい。」

目の前に大きな花束

「メリークリスマス。それと…」

彼は私に花束を渡すといきなり、バックをこそこそ…

「これからも俺と一緒にいてくれるよな?」

そういって、小さな箱を開けて…

指輪…?」

「まだ渡してなかっただろ?結婚指輪。」

小さな箱の中には、銀色の指輪が光っていた。

「きれい…ありがと…」
「泣くなよ…。ここで。とりあえず、中入ろう…」

覚えてくれてた。
よかった。

リビンク(?)に戻って、お花を飾って、指輪をつけて…クリスマスパーティ兼結婚記念日パーティスタート!

「もっと遅くなると思った?」

「うん。」

「作戦成功。」

「何が?」

「内緒。」

「どうして!すごく寂しかったのに!教えてよ!」

「それだけ俺の事がさ、好きでいてくれてる事がうれしい。」

そんなやり取りもありながら、クリスマスの夜がすぎていきました。

あれから数か月経ちました。

今日は、彼に重大発表しないといけないのです。
新しい家族が増える事を…。

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それぞれのクリスマス(1) ヒメトマカロン [お話]

(ヒメトマカロン)

ピコ…

(また社内メール…仕事中でしょ~。も~。)

“姫。元気が出ないです。僕に元気をわけてくださいませんか?”

(はいはい。補充しますよ。メールでね)

“後で一緒にお昼ご飯食べましょ。いつもの場所で。”

あの時から、私とこいつ…じゃなかった、彼と付き合う様になりました。恋人というよりは、主従関係って感じ。

彼は、私の執事状態で…
会社での私は相変わらず嫌われてる。

陰口たたくし、仕事押しつけられるし…

嫌になる。マジで…

そんなこんなで、今日は、クリスマスイヴ。

どうせ、仕事押しつけられて終了。

だと思うけど…

お昼ご飯。いつものカフェ

「姫の笑顔で元気になりました。」

「よかったです。」

そんないつものやり取りの中…

「今晩、一緒にお食事したいのですが…」

「え?多分無理。毎年この日、仕事押しつけられるから。」

「そんな…僕が何とかします!」

「できる訳ないじゃん!」

「じゃ…今日、仕事の押しつけを阻止出来たら、俺と今晩一緒にいてくれますか?」

「そうしましょ。無理だったら、今度からお昼おごりプラス仕事以外の社内メール禁止で。」

「了解しました。」


こうして、私と彼のゲームが始まった…。

4:00

ピコ…

(えっ!?今頃社内メール?しかも全員?あいつ何がしたいんだろ?)

「メール開封っと…」

メールの内容は、昼のゲームのを左右するものだった。

“僕は、如月さん(=私)とお付き合いしています。今日は2人で、食事をするので、僕と彼女は6時で上がらせて頂きます。以上。 香西でした。”

「マジで…」

部署内は大パニック。上司は彼を呼び寄せて起こりだし、メールを見た社員は、騒ぎだすし…

すると上司の席の所から…

「このままでいいんですか!如月さんは、毎年、いや、いろんな時に、他の人から仕事押しつけられて遅くまで仕事してるんですよ!」

あんなに怒った彼を見たの初めて…。

私の為に…

どうして…

自分が不利になるのに…
時間はただただ過ぎていった。


18:00

「姫。約束通り、この後の時間を僕にくださいね。」

「はい。その代わり、たくさん楽しませなさい。楽しくなかったら許さないから。」

「かしこまりました。」
「…ありがと…」

「はい?」

「だから…ありがとう!すごく…嬉しかった…」
「姫の為ですから。さ~これからどこに行きましょうか?」

彼でよかった。

彼がいてくれてよかった。

そんな彼と、これから楽しいクリスマスイヴを楽しんで来ます。

よいクリスマスを…。

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ヒメ ト マカロン ト シツジ (4) [お話]


「来てくれたんだ。来ないと思ってた…。」


「どうせ手の込んだいたずらなんでしょ。」


「え?」


「手の込んだいたずらして、会社にいられないようにしようとしてるんでしょ。」


「ちがう!俺は本当に・・・」


「本当に何?」


「・・・好きだ。」



「は?」




「だから・・・あなたのことが・・・好きなんです。」


「うそでしょ。」



「うそじゃない。信じてくれ!」



うそには見えない・・・でも・・・信じられない。



「俺にとって、あなたは姫のような存在で、顔を見てるだけでも幸せなんですよ。

だからわがままでもなんでも、俺は受け入れますから・・・だから・・・そばにいさせてください。」



そんな気持ちだったんだ。こいつ。そんな気持ちに私は・・・



「本当に、何でも受け入れてくれる?」



「はい。何でも受け入れます。姫。」



次の日


「おはよ。」


とあいつ・・・いや彼が挨拶してきた。



「おはようございます。」


そんな挨拶だけ交わした。



仕事場の机の上にはまた白い小さな紙袋が置かれていた。



中には数個のマカロンと白い紙



私はそっと彼の方を見た。彼はにこっと笑って机に座った。



その後のメール


“今日のおやつは、姫の好きなマカロンでございます。今日はいつもと雰囲気が違ってかわいいです。俺、また好きになりました。”



“ありがとう。マカロンは後で2人で食べましょう。それより今日、一緒にご飯食べませんか?”



“はい。喜んで!今日はどちらでお食事いたしましょう。”




・・・こんなメールを仕事中に見られたら恥ずかしいって(笑)

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ヒメ ト マカロン ト シツジ (3) [お話]

次の日。

会社の机の上に小さな紙袋が置いてる。


どうせ誰かのいたずらでしょ。

中から変なもの出てきたりするようにして驚く顔がみたいんでしょ。

意地でも驚くか。



でも、箱の中にあったのは小さなぬいぐるみとマカロンとメッセージカード。



“今日、8:00 ここで待っています。”



カードには地図もついてる。



手の込んだいたずら・・・。



でも、誰がこんないたずらするのか気になるし・・・。





PM8:00


あ~仕事終わんない!!

私にばっかり仕事押し付けて帰るなんて・・・


だから嫌いなのよ。この会社の人みんな!!


意地でも全部終わらせてやるからね。



覚えてなさい!!



PM9:00


どうせいないでしょ。


もう1時間過ぎてるし、雨降ってるし・・・。



来て見たら公園だし・・・誰もいないし・・・。



でも、あの人どこかで・・・




あ・い・つ・だ・・・。




気づかれないように帰らなきゃ。



「まって!」




・・・バレたし。どうしよう。

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ヒメ ト マカロン ト シツジ(2) [お話]

PM12:00

今日は会社の近くのカフェに食べに行った。この時間が落ち着く。


あいつもいないし・・・



「となり、いい?」




・・・?





・・・!!





ど・う・し・て・こ・こ・に・い・る・の・よ・!!




「え、なんで?」


「話したいことあるから。」




仕方なく、あいつと相席にしてあげた。




「話ってなに?」



「どうしていつも一人なんだろうって感じてさ。」




「は?あんた達が私のこと嫌ってるじゃん。わがままとか、何様とか。」




私はそういってカフェでのランチタイムを取りやめた。




PM 1:30


午後からの仕事を片っ端から片付けていたら、またあいつからメール来た。



“さっきはごめん。せっかくの休憩時間壊すようなことして。でも、俺は嫌いじゃない。そこだけは信じてくれ。だからまた一緒に昼ごはん食べに行きたいんだけど、いいかな?”



二・度・と・行・く・か・ば・か。


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ヒメ ト マカロン ト シツジ (1) [お話]


「あの子さ~わがままよね。」

「そうそう。何様のつもり。」



私のことまた言ってる。でも、別にどうでもいい。



私は私だもん・・・。



「おはよう。」



あっ!またきた・・・。



「おはよ・・・。」

「元気ないんですけど!」



私この人苦手。かかわりたくないんだよね・・・。




早くこいつから逃げなくっちゃ…。




AM9:00

会社の朝礼。マジだるいから早く終わんないかな。しかも、あいつが隣にいる!


いつも いつも!



こいつ、ま・じ・ム・カ・つ・く・!!



朝礼が終わってお仕事の時間。早く終わらしてご飯食べにいこっと。


あ・・・なんか社内メール来た。



やな予感する・・・。




“お仕事お疲れ様!! 一緒にお昼食べに行こうよ~。”



あいつだ・・・


何でいつもメール送ってくるのよ。いつも断ってるじゃん!!



何回も何回も・・・もういやだ。

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ちょっとしたお話 イメージチェンジ [お話]


イメージチェンジ


今日、長かった髪の毛をばっさり切った。


別に失恋したわけではない。


でも、イメージチェンジがしたかった。




社会人になって、今まで見たにラフな生活ではなくなった。周りには、さまざまな年代の人たちがいて、仕事上、来客の対応もしないといけない。



これは身だしなみをきちんとしなければ・・・。



そう考えるようになって、いろいろおしゃれをして行こうと考えた結果のイメチェンである。





まず、第一弾として、マニキュア

今までは、明るめの色のマニキュアをしていたが、パステルカラーのピンクに変えた。
パステルカラーのピンクは・・・なんかかわいい感じがする(笑)



第二弾は、メイクを変えた。

いつも使っている色と違う色のアイカラーを買ったり、ビューラーで、まつげをくるんてしてみたり・・・。



そして第三弾で、髪の毛ばっさり。長さはショートに近いセミロングって感じ。

髪も、気持ちも軽くなった。




女の子って、おしゃれに興味があって、恋をしないといけない生き物なんだなって感じたよ。


私も恋がしたいなんて考えるようになってるし・・・。



仕事でも出る恋バナ。

ついていけない。

彼氏いる人・・・正直うらやましく感じる。



でも、こんなんて・・・きっかけだよね。




これを機にきっかけがありますように・・・。




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バレンタイン ビターチョコレート その5 [お話]

 3月15日

 公園に行くといつものベンチにいつものように座ったあの人がいました。パーカー帽子をかぶったいつもの姿で・・・。

「あの・・・。お隣に座っていいですか?」

「あ・・・あぁ・・・。」


しばらく何も話さないままで時間が過ぎて・・・


「あのさ・・・これ、あの時の礼、・・・じゃなかったお返しっていうか・・・とにかく、これ。」


「あ・・・ありがとうございます。」


私はそういってその箱を開けた。中にはシルバーブレスレットが入っていました。

チェーンの真ん中部分には小さな天使が赤いハートを持ったまま、私を見つめています。


「かわいい・・・。」

そういってブレスを取り出そうとしたときのことでした。


「まだ、俺のこと・・・好きか?」

突然のことで・・・びっくりして・・・あの人の方を見てもかすんで前が見えなくないよ・・・。

「俺からふっといてこんな事いうなって感じになるかもしれないけど、初めてなんだよ。たまに街でお前を見かけると・・・心臓が締め付けられるような感覚っていうか・・・こう・・・息苦しいっていうか・・・あ~っ!!どう伝えたらいいのかわかんね~!!とにかく、俺は・・・お前がいないと生きていけなくなりました。だから、俺から言わせてください!こんな嫌われ者の俺ですが、俺と付き合ってください!」

私は、「本当に私でいいんですか?私といたら・・・周りの人から意地悪されたりとかあるかもしれないですよ」といって意地悪してみました。

その人の答えは「怖いものなんてないから、大丈夫。」でした。

その答えを聞いて私は「よろしくお願いします。」と返事をしました。

あの日から2年たちました。

彼は周りの人たちに意地悪しなくなりました。すごくやさしくなりました。私には特に(笑)


そんな私たち・・・今日、結婚します。

周囲の反対もあったけど、私と彼でなんとか説得しました(笑)

今一番幸せです。


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